2023年 社長年頭挨拶
エクセレンスジャパン株式会社
代表取締役社長 王凱
新年あけましておめでとうございます。旧年中は、弊社の旅行業務課、法人支援課及び投資移民課をご愛顧・ご高配を賜り誠にありがとうございました。
さて、2022年新型コロナウィルス感染症拡大はやっと留まり、経済面でも回復基調が続いてきました。特に中国においての入国時の隔離期間の短縮に伴い、日中両国間の往来が簡素化になり、リアル展示会の参加や取引先の訪問など、ビジネスパーソンにとってはうれしいニュースではなかったでしょうか。また一部の国・地域との旅行までも解禁されて、街には活気が戻りつつあり、世界中からの観光客の姿も頻繁に見かけるようになりました。
昨年、各国の入国条件や検疫体制は依然、日々状況が更新されている状況が続いていました。一般のお客様が自ら政府機関、大使館または領事館、保健機関などで最新の情報をご確認することが非常に煩雑で、万が一渡航書類や検疫書類に不備があった場合、入国が不許可となったり、飛行機に搭乗できなくなったりでリスクが大きかったです。弊社の旅行部門(向日葵旅行)におきましては社員半数以上が国家資格の「旅行業務取扱管理者」を保有しているプロフェッショナルで政府機関、大使館、航空会社及びPCR検査機関と密接に連携を取りながら、「正確な手順で、確実かつ迅速に」を心掛け、日本と世界各国とつなぐ架け橋となり、責任をもって航空券、ビザ、団体旅行の手配サービスをご提供させていただきました。2022年の年間取り扱う件数をなんと1,000件以上にも及び、しかも的確なお客様対応で顧客満足度も高く向日葵旅行に対しての厚い信頼を得ました。また、弊社の法人支援事業におきましては、提携先の有限会社キヨ・コーポレーションと協力し合い、専任のスタッフによる海外の企業様向けに「技術資料作成・翻訳」、「展示会商談通訳」及び、「市場調査・販路開拓」といった国境を超えたビジネス展開を支援してきました。語学力に加え、社内に自動車整備士、低圧電気関連業務も取扱可能な技術者も在籍しているため、特に技術力の必要な機械加工・電気・自動車・IT分野など、製造業の企業様から高い評価をいただきました。
サービス提供体制の見直しに関しては昨年7月、新たに「投資移民課」が設立されました。日本での不動産関係や経営ビザ取得、事務所設立支援サービスを取り扱っております。これにより、海外顧客の日本での事業展開にさらなる円滑な対応ができるようになりました。
そのほか、非接触型温度計測機能付き消毒ディスペンサーをはじめ、高性能空気清浄機、ON-LINE会議システムの新規導入などのオフィス設備の更新やプロモーション動画の追加制作、デジタルサイネージの導入、ウェブサイトの持続的更新並びに全国旅行業協会主催の「ツーリズムEXPO2022」に初出展などの営業強化活動にも力を入れてきました。
新しい2023年も引き続き、設備投資や、営業活動の強化及びカスタマーサティスファクション向上に重点を置きたいと考えております。「今していることの積み重ねが未来を作り出していく」という理念を貫き、社員一同「エクセレンスジャパンはお客様にとって最も信頼されるビジネスパートナー」という目標に向けて力を入れると同時に、継続して社会貢献活動に積極的に参加し、全国各地域と産業・観光・文化など様々な分野での新たな連携を模索し、経済の活性化、まちの元気につなげる活動を積極的に取り込んでまいります。
最後になりますが、新型コロナウィルス感染症に罹患された方々、並びにご家族にお見舞い申し上げます。2023年が、当社の益々の発展、そして関係者の皆さんと皆さんのご家族にとっても、幸せな一年となることを心から祈念して、新年の挨拶とさせていただきます。